JavaScriptで扱えるデータの種類

変数の型

データ型

primitive型（基本型）
object型（参照型）

primitive型（基本型）

文字列（String）
数値（Number）
真偽値（Boolean）
undefined
null

項目	項目の意味	説明
number	数値	整数、少数、正負などの数値を扱う
string	文字列	ダブルクォート、もしくはシングルクォートで囲まれた値
Boolean	論理値	真偽値ともいわれ、真=true、偽=falseの値を扱う
Symbol	シンボル型	最近登場した新しいデータ型の一つで、普遍の値として扱う
null	空	空の値を扱う
undefined	未定義	まだ、値が代入されていないもの

object型（参照型）

オブジェクト（Object）
配列（Array）
関数（Function）
日付（Date）
正規表現（RegExp）
JSONオブジェクト

項目	項目の意味	説明
object	オブジェクト	名前と値の集合体

よく使用するプリミティブ型のデータ５つ

数値（Number）

数値（Number）は、計算を行う数値を扱うデータ型となります

// 数値なので計算できる
console.log(10 + 10);

文字列

文字列（String）は、テキストのデータ型となります
「シングルクォート」で囲む（HTML属性を記述する場合に、「ダブルクォート」を使用する）

// 文字列なので計算できない
console.log('10 + 10');

真偽値（Boolean）

真偽値（Boolean）は、「true」と「false」という２つの値があります
単体で「false」になるデータ

console.log(true);  // => 'true'
console.log(false);  // => 'false'

undefined

undefinedは、未定義という意味を持った値です

// 変数の中身は何も定義していない
let sample;
console.log(sample); // => "undefined"

null

nullは、特別なデータになります。意図的にオブジェクトの値が存在していないことを表すために用いられます

// 変数の中身は何も定義していない
let sample;
console.log(sample); // => "undefined"

データ型を判断する

console.log()の引数にtypeof演算子を使用することで、データ型を調べることができます

//文字列
console.log(typeof 'テキスト');  // => 'string'

//数値
console.log(typeof 2022);  // => 'number'

//真偽値
console.log(typeof false);  // => 'boolean'

//undefined
console.log(typeof undefined);  // => 'undefined'

//null
console.log(typeof null);  // => 'object'

//配列
console.log(typeof ['配列']);  // => 'object'

//関数
console.log(typeof function() {});  // => 'function'