プログラミング言語 / JavaScriptとは
JavaScriptとは
- 「ジャヴァ」ではなく、「ジャバスクリプト」です
- 「Java(ジャヴァ)」は、別の言語なので間違わないようにしましょう
- ブラウザを操作するためのプログラミング言語
- インタプリタ型言語
- JavaScriptを使うと、静止したデータであるHTMLやCSSを、その場でリアルタイムに書き換えて、一部のコンテンツを入れ替えたり、画像のスライドショーのような動きをつけたりすることができます
- HTMLやCSSだけではできないことをする
- 「JavaScriptの言語文法」と「ブラウザの操作の仕組み」の2つを理解する必要があります
JavaScriptの歴史
- 1995年 NetscapeNavigator2.0に搭載(旧名:LiveScript)
- 1996年 Internet Explorer3.0にJavaScriptに似た言語 JScriptを搭載(※互換性がない)
- 1997年 ECMAScript1 初版
- 1998年 ECMAScript2
- 1999年 ECMAScript3 Internet Explorer6でも動く(最も知られている。jQueryが普及。)
- 2009年 ECMAScript5 現行ブラウザでは、ほぼ確実に動作する
- 2015年 ECMAScript2015(ES6から改名)現行ブラウザーで動かない場合も
- 2016年 ECMAScript2016 現行ブラウザーで動かない場合も
ECMAScript
- ECMA(European Computer Manufacturers Association)という団体が、「ECMA-262」という仕様としてJavaScriptを標準化しています
- この標準化に沿ったJavaScriptのことを「ECMAScript」と言います
- 2018年現在、主なブラウザのほとんどは「ECMAScript-262 3rd edition」に準拠しています
- 授業では「ECMAScript-262 ES5.1」を基準に進めます
JavaScriptの役割は、つながっているソフトをコントロールすること
- IoTでは、センサーから情報を読み取って何かを処理することは、JavaScriptのプログラミングで可能です
JavaScriptの利用シーン
- マウスクリックでコンテンツ表示を切り替える
- 一定時間ごとに、何かの処理を繰り返す
- サイトやデザインの内容を動的に変更する
- 入力フォームの内容をチェックする
- 他のWebページやサイトのデータのやり取りをする(Ajax)
JavaScriptのプログラミングと動作の仕組み
- イメージとしては「インプット → 加工 → アウトプット」
- 入力された値(または初期値) → 処理(命令) → 出力(ブラウザーに表示)
- プログラムは、ブラウザーに内蔵されているJavaScriptの実行エンジンが実行します
学習をはじめるにあたって
- ミスタイプに注意して入力する
- 動作がうまく行かない場合は、入力ミスがないか見直します
- わからない「語句」などは、「MDN」を利用して調べながら進めます